ワシントンの道端で露草を見かけた。アメリカでも自生しているんだな。
8/26は、先週月曜に留学生向けのオリエンテーションがあったホールで大学院入学式があった。式典は、ユダヤ教のラビの人(たぶん...)のお祈りから始まり、偉い人たちが代わる代わる新入生にメッセージを送り、最後にイスラム教のイマームの人(たぶん...)のお祈りで終わった。先週の留学生向けのオリエンテーションでも感じたことだが、イエズス会が母体の大学ながらかなり宗教的に多様で面白い。偉い人たちのお話も、基本的には多様性と協働の重要さについてが主だった。明確な言及をしていたわけではないものの「国内の危機」に触れていた人もいた。マイク無しで講堂を歩きまわりながら校章の由来と意味について解説していた人もいた。この大学ができたのはちょうどフランス革命とアメリカ連邦政府樹立のタイミングで、国内外が動乱に揺れる中だったこと、校章に2色使われているのは南北戦争の両軍の和解を象徴しているということ、だからこそ君たちは対立を和解に導くものになれ!という熱いメッセージが印象的だった。セレモニーがユダヤ教とイスラム教の祈りで挟まれていたことも含め、いまの世界情勢を反映した式になっていて興味深かった。
その後、graduate information sessionなるものがあったので一応参加した。4つの部屋が会場に設定されており、部屋ごとに別トピックで25分間大学院生向けのちょっとした説明会が行われるというイベントだった。特に新しい情報はなかったし、あまり人も集まっていなかった。私も気になるセッションだけ参加して早めに退散した。
Information sessionの会場のすぐ近くに、『エクソシスト』に登場したらしい階段があったのでついでに立ち寄ってきた。何のことはない唯の急な階段だった。
その後キャンパスの中心地に戻ったら、ホールの前の広場で食べ物と飲み物が無料でケータリングされていた。昼飯を持ってきていなかったので、これ幸いと列に並んで、ホットドッグとハンバーガーとサラダを頂戴した。ちょうど晴天の折、学期始めの浮かれた雰囲気の中で、学生たちが集まって楽しげにワイワイとしていた。私は日陰でボンヤリと飲み食いしたあと、歩いて10分くらいの銀行に行って手持ちの現金を25セント硬貨に交換し(というのもうちのアパートの洗濯機と乾燥機をつかうためにはそれぞれに25セント硬貨6枚が必要なのだ)、その後また大学に戻って大学図書館をブラブラと見学した。
アパートに帰ったら、玄関前に黒い何かが鎮座していた。近づくと逃げていったが、リスのようだった。黒いリスは初めて見た。
オリエンテーションのあとは上級生たち数人と一緒にタイ料理屋へ。食事代は学科から出ているようで、タダ飯を食わせてもらった。学生たちからは、街のおすすめのレストランからセミナーの内容や教員の評価まで、色々と話を聞けて有益ではあった。まぁしかしネイティブスピーカーばかりの場の雑談はどうしても苦手だ。ついていくだけで精一杯だし、席が少し離れていて声が聞きづらいと、もう何を言ってるのかわからなくなってしまう。
その後、大学に戻り、Director of graduate studies に履修やCredit transferについての相談をした。私はすでに修士号を持っているので、実はcredit transferどころか30単位(seminar 10個分)をスキップできるかもしれない。だがdirectorからはその制度を使うのは勧めないと言われた。それをやってしまうと、コースワークを今年度で終了して、来年度より博士論文の準備に入らなければならなくなるとのことだ。確かに私はあまり焦らず色々勉強したいという気持ちもあるので、悩みどころではある。まぁ何にせよ今すぐやらなければならない手続きとかはないので、今学期は普通にコースワークをこなしながら今後のことを考える、ということで話はまとまった。
その後、Multicultural Mixierという、全学の大学院新入生向けの交流会があったので顔を出してみた。どんなイベントかと思ったら、中庭のようなところにスナック菓子とジュースが置いてあって、来た人で適当に喋ってくださいという会だった。メチャクチャ混雑していたし、ほとんどの人は最初からグループで来ていたので普通に孤立してしまった。とはいえ何人かとは喋ったが、話した人たちは全員PhDの学生ではなく2年間の修士過程プログラムの一年生だった。そんなこんなであんまりいてもしょうがないなと思ったので早々に退散した。
帰りは、大学から無料で色んな方向にShuttle(大学専用のバスみたいなもの)が出ていると聞いていたので、ためしにshuttleを利用してみることにした。私のアパート方面に向かうShuttleの停車場所が分かりづらく、けっきょく真逆に向かう便に乗ってしまい、反対方向のしかもだいぶ遠くまで連れて行かれてしまった。しょうがないので歩いて大学まで戻り、普通のバスに乗って帰宅した(写真は大学近くを流れるポトマック川。シャトルを間違ったせいで意味もなくこの川を超えてしまい、橋を歩いて大学まで戻る羽目になった)。
ワシントンに来てもうすぐ一週間が経とうとしている。すでに生活にはかなり慣れてきた。Amazonのおかげでとりあえず必要な日用雑貨は揃ったし、Weee!のおかげで日本の食材や調味料も手に入った。
今週月曜日は、大学のシンボル的な古くて大きい建物の講堂にて留学生向けのオリエンテーションがあった。最初に留学生担当課の責任者からの挨拶の後、知っておくべき学内のサービスを各担当者が次々紹介していくという形式で、確かに頭の片隅に入れておくべき情報なので頑張って聞いていたが大方2時間近く続いて結構疲れた。個人的に面白かったのはcampus minister の代表のトークだった。この人は、先に述べた留学生担当課の人のあとに出てきた人で、私はcampus ministerというものを全く知らなかったので最初何の話をしているのかよくわかっていなかったが、聞いているうちに大学の中の聖職者らしいということがわかってきた。うちの大学はカトリックなのだが、その人はムスリムだと言っていて、カトリックどころかキリスト教徒でさえなくてもcampus ministerの担当になれるものなのだなぁと感心した。その人がトークの中で強調していたことだが、うちの大学は宗教的多様性をとても大事にしていて、他の様々な宗教の聖職者もいるしモスクなども学内にあるらしい。発表担当者はなかなかアツい挨拶をしていて聞いていて楽しかった。何人かでオフィスに来い、来たら飯奢ってやる、とか言ってて面白かった。
月曜日の夕方、キャンパスツアーの途中で雨が振り始めてから、今日までずっと曇りと小雨が続いている。おかげで、日曜までは結構暑かったのと打って変わって涼しくて過ごしやすい。半袖だと少し寒いくらいだ。蝉の声もぱったり聞こえなくなった。
これまで何年も東京で暮らしてきたが、8月15日よりワシントンDCを新拠点とすることとなった。旅費を抑えるために安い航空便を乗り継ぐことにしたので、まず(一旦帰省していた)地元から東京まで飛行機で飛び、翌日に成田から8時間かけてシアトルへ、そしてシアトルで11時間待機の後、さらに5時間かけてDCにたどり着いたのだった。トランプ政権下である以上、入国審査に手間取るかもしれないと覚悟していたのだが、意外なほどあっけなく入国でき、拍子抜けした。
ワシントン到着後は、あらかじめ予約しておいたシャトルで空港からアパートまでまっすぐ向かった。バンを予約していたつもりだったが4人乗りのタクシーが待機していたので驚いた。あれでも40分は乗っていたかな。出国数日前まで、空港から電車で最寄り駅まで行くつもりだったのだが、長旅の疲労が蓄積している中、でかいスーツケースを2つも抱えて更に移動する元気はなかった。$70くらいかかったが、シャトルを予約したのは正解だった。
日本を出発する前に、ワシントンDCに関する物々しいニュースが飛び交っていた(参考:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB110TG0R10C25A8000000/)ので、治安を心配していたのだが、街は想像以上に平和だった。トランプが展開したという州兵は今のところ(8/20時点)見かけていないし、警察も時折パトカーを見かける程度で、至って普通という感じだ。ルームメイトいわく、メディアは少々センセーショナルに言い過ぎているとのことだが、実際そんな印象を受けた。といっても私はまだDCの北西の一部区画でしか活動していないのだけれども。
私のアパートはジョージタウン大学から徒歩圏内に位置しており、閑静な住宅街だ。区画はわかりやすく整備されており、基本的に直線の道に沿って、レンガ造りの2階建ての家が道を挟んでズラッと立ち並んでいる。私のいる辺りは道沿いの木々がウッソウと生い茂り、すぐ近くには公園という名の森があり、自然豊かな雰囲気だ。その辺を野ウサギが走っている。ルームメイトは、全米で最も平和な場所だと言っていた。
| 近所にいた野ウサギ |
ワシントンの気候は東京に似て、湿度が高く蒸し暑い。東京よりは幾分涼しいような気もするが、暑いものは暑い。冬は東京よりも寒くなるらしい。辛い。
まだDCの中心地には行っていない。ジョージタウン大学の近辺を多少歩いたくらいである。街の雰囲気は、穏やかな学生街という感じで、それなりに賑わってはいるがさほど混み合ってはいないので居心地が良い。到着したその日にPNC Bankで口座を開設した。対応してくれた人は、セニアマネージャーだと言っていたが、フレンドリーで感じが良かった。近所のスーパーの店員さんたちも基本感じがよく、今のところ嫌な気分になったことはない。
アパートは、長年哲学科の院生たちが引き継いで入居してきた部屋で、ルームメイトも哲学科の院生だ。親切な人でとても助けられている。しかしボロい。古い建物なのでボロいのは仕方がないし、風呂場の換気扇が轟音を立ててうるさいことを除けば、現状特に困っていない。家賃が破格に安いし、必要な設備は整っているので文句はない。食洗機があるのは素晴らしいことだ。あと、私と入れ替わりで退去していった別の院生がエアーマットレスを残してくれていたり、ルームメイトが枕とシーツをくれたり、勉強机と良いオフィスチェアが設置されていたりしたおかげで、入居してすぐにすんなりと生活に入ることができたのはありがたかった。とはいえ掃除が行き届いていなかったので、ここ数日は自分の生活スペースを中心に掃除を進めている。
最初に無茶な旅程で渡米し、ほとんどまともな睡眠が取れないまま勢いで口座開設や買い物などを済ましたことで、初日はDCの夜8時くらいに就寝することになった。おかげで時差ボケに苦しまずにすんだ。ここ数日は夜9時から10時ごろに寝て朝の4時から5時ごろに起きる生活になっている。
旧ブログ、一応ここに貼っておきます。https://note.com/matsusho25
こちらは2年前、カリフォルニアに留学したときに作ったブログですが、結局三日坊主で終わってしまいました。別に有料記事とかを書くつもりもないのでわざわざNoteを使うメリットがないし、ページデザインも気に入らないので、Bloggerで新しくブログを作ることにしました。
スーパーで珍しいフルーツがあったので買ってみた。黄色い楕円型のフルーツなのだが、表面がトゲトゲしていてナマコみたいな形だ。"Strawberry papaya"という札があるゾーンに置いてあったのでてっきりパパイヤの仲間かと思いきや、切ってみたら緑のゼリー状の...